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日本土地建物 開発型証券化手法で新コンセプト賃貸住宅開発 コンシェルジュ等配し団塊の世代ターゲット

2006.03.13 13:53

 日本土地建物(東京都千代田区)が、昨年11月から開発型証券化手法を活用して開発を進めていた、団塊の世代向け賃貸マンション「マチュリティ小石川」(東京都文京区)が竣工した。
 この物件は、三井不動産住宅リース(東京都新宿区)との連携によって実現した新カテゴリー、73戸の賃貸住宅で、専有面積44・25㎡〜105・92㎡のゆったりとした居室には、物件名を意味する「円熟・成熟した大人」の空間が広がる。夫婦それぞれのプライバシーを重視した住戸プランに、クリーニングや宅配便などの取り次ぎ、情報提供などを行う「コンシェルジュ・カウンター」の設置など、独自のコンセプトが盛り込まれた。セキュリティに関しても最新のシステムが導入され、24時間警備と夜間巡回管理が行われる万全の体制である。
 賃料は16万8000円〜37万8000円と比較的高額だが、既に33戸に申込みが来ているという。ただし、メインターゲットは団塊の世代となっているが、40代前半からの申込みの方が多いようだ。
 なお、敷地面積は863坪、延床面積2011坪となっており、物件の規模は鉄筋コンクリート造り、地下1階地上5階。地下はトランクルームとして利用される。

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