週刊ビル経営・今週の注目記事

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不動産業界往来

2006.02.20 13:04

■パシフィックマネジメント2本目のJ-REIT上場へ
 パシフィックマネジメント(東京都千代田区)の完全子会社のパシフィック・コマーシャル・インベストメント(東京都千代田区)は、「投資信託及び投資法人に関する法律」に基づく投資信託委託業者の認可を取得した。同社は、今後、オフィスビルや商業施設等を投資対象とする投資法人を平成18年11月期中に上場させる準備を進める。同投資法人は、当社グループが設立母体となるJ-REITとしては、マンションを投資対象とする日本レジデンシャル投資法人に引き続き2法人目となる。

■リプラス損害保険業への参入目的の子会社設立
 リプラス(東京都千代田区)は、損害保険業への参入を目的とした準備子会社を設立した。これまで、同社は賃貸住宅向けの滞納家賃保証を提供し、家賃回収のインフラたる地位の構築を目指して営業を推進してきたが、賃貸住宅契約時あるいは入居後に一般的に加入が行われている保険に関して、より一層合理化するニーズが存在すると考えたという。今回、子会社として設立するのは「リプラス・インシュアランス」(東京都千代田区)で、今後、損害保険事業者としての認可申請を行い、認可取得後、平成19年4月からの営業開始を目指す予定だ。

■リサ・パートナーズ足利小山信用金庫と業務提携
 リサ・パートナーズ(東京都港区)と同社子会社ある、やしお債権回収は、足利小山信用金庫(栃木県足利市)との間で、事業再生に関する業務協力協定を締結した。足利小山信用金庫は、大正14年に設立された栃木県最大の信用金庫。昨年12月、同社は栃木県を地盤とする足利銀行とも業務提携に合意しており、今回の業務提携締結で、栃木県におけるネットワークの更なる充実を図る。今回の業務提携により、締結予定先1行を含み、全国の地域金融機関及び信用金庫との、提携金融機関数は34金融機関に達する。

■やすらぎ新会社「バンカー」を設立
 やすらぎ(群馬県桐生市)は、「不動産任売市場」での売買業務及び仲介業務を専門とする会社「バンカー」(群馬県桐生市)を設立した。やすらぎは、中古住宅再生事業を主業務として成長してきており、戸建住宅の供給源を主に「不動産競売市場」にて求め、地方不動産流通の活性化の一端を担っている。今回同社の全国を網羅したデューデリジェンス能力、不動産再生能力、及び各地の金融機関との取引実績等を活かして、新たな成長基盤の確保と収益の確保を図っていくという。

■原弘産PFI事業に本格参入
 原弘産(山口県下関市)は、子会社「原弘産PFIインヴェストメント」(東京都中央区)を設立する。これによりPFI事業に本格参入することとなる。なお設立日については、2月末を予定している。

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