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三菱地所/東急不動産 北の丸スクエアが満室稼動で竣工 開発型証券化手法用いた地上26階建て複合ビル

2006.02.06 14:15

 三菱地所(東京都千代田区)と東急不動産(東京都渋谷区)が建設を進めていた「北の丸スクエア」が竣工した。
 同ビルは、開発型証券化手法を用い、三菱地所、東急不動産、ドイツ銀行グループ会社の3社がエクイティ出資するSPCによる開発物件で、地上26階・地下2階建て、延床面積約5万8900㎡、オフィス、店舗、賃貸住宅などで構成される複合ビル。平成14年7月にSPCが整理回収機構から信託受益権で取得した旧あおぞら銀行本店を、同行移転後に解体し、新たに複合ビルの開発を進めてきたものだ。
 オフィス部分については、入居テナントに万有製薬(東京都中央区)などが決定しており、満室稼動でのオープンとなる。
 なお、SPCが保有する「北の丸スクエア」土地建物の信託受益権は、2月24日にジャパンリアルエステイト投資法人(東京都千代田区)に譲渡されることが既に決定している。

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