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不動産協会 岩沙理事長、資産デフレ脱却糸口見えた 構造計算偽造問題アスベスト等懸念

2006.01.16 10:13

 不動産協会と不動産流通経営協会は6日、東京・虎ノ門のホテルオークラにて賀詞交歓会を開催し、会員など約750名が参加した。
 冒頭の挨拶で不動産協会理事長の岩沙弘道氏は、供給、販売が好調な分譲マンション市場、空室率が下げ止まり、一部で賃料上昇も見られるオフィス市場、好調なリート市場、地価上昇など土地資産デフレ脱却の糸口が見えてきたと話しながらも、アスベストや構造計算偽造問題などを業界の信頼を失墜させかねない事柄として懸念を表明した。また、増税基調のなか、住宅・不動産業界を政策的に後押しする姿勢が見えることを高く評価し、街づくり三法も規制が大幅に制限されたことで、「我が業界は昨年以上の活性化が期待できる。本格的な景気回復に寄与したい」と語った。




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