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リプラス IT・デザイン会社等をテナントに想定 神田須田町のコンバージョンが完成

2005.12.26 14:04

 リプラス(東京都千代田区)の手掛ける「cKS1神田須田町コンバージョンプロジェクト」が竣工を迎えた。
 築15年の地上9階地下1階、基準階約70のテナントオフィスビルの3〜5階部分をSOHOへと再生した本プロジェクトでは、神田川に隣接した立地を活かして、川側の開口部を床から天井まで最大限に拡大。その大開口の床レベルに植栽を配置することで外と室内をゆるやかにつなぎ、実際の床面積以上の広がりを感じる空間を演出した。四季折々の花を咲かせる植栽は外観のアクセントとなり、建物の美観を演出している。
 また、アーティストで、模様を使った絵画作品を発表し続ける福津宣人氏を起用し、居室の1面に植栽のグリーンと川の水をイメージしたグラフィックを用いることで、室内外に一体感を持たせる工夫を行った。
 なお、入居テナントとしては、秋葉原に近い立地を活かして、IT産業、デジタルコンテンツ、デザイン関連会社を想定。他のフロアもテナント入れ換え時に改修を実施していく。

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