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大京 マンション建替え円滑法に基づく建替え実施 総戸数の半分以上を新たに分譲

2005.12.05 15:48

 川崎市高津区上作延の「上作延第三住宅」(総戸数48戸、2棟・各地上4階建)では、神奈川県で初めてとなる「マンションの建替えの円滑化等に関する法律」に基づくマンション建替え事業を計画、先月27日に起工式を行った。
 「上作延第三住宅」は、神奈川県住宅供給公社が分譲し、1966年12月に竣工した築39年の分譲マンションである。
 2005年2月に建替え組合設立の総会が開催され、事業協力者に大京(東京都渋谷区)を選出。参加組合員となった大京は、事業推進協力および権利関係調整などを行い、既存マンションを解体。先月末の起工式にこぎつけた。
 建替えによる新しいマンションは、「ライオンズ溝の口(仮称)」(総戸数91戸、地上5階建て)となり、このうち41戸については、「上作延第三住宅」居住者の所有分となる。残り50戸については、同社が分譲マンションとして1月下旬ごろに販売を開始する予定だ。
 なお、大京では大阪市および岡山県、福岡市でも同様の建替え事業に参画している。

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