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国土交通省 緊急建築確認事務点検本部を設置 国指定の確認検査機関ほか特定行政庁を検査

2005.12.05 16:27

 姉歯設計士による構造計算偽装事件を受けて国土交通省では、指定確認検査機関における確認検査業務の実施状況等を把握して、必要な対策を講じるため、各指定機関の審査業務について緊急に点検を行う。
 検査事項は、一般的な建築確認検査業務の実施状況(帳簿の整備、書類の保管等)と、構造計算書、構造設計図等の審査体制、審査方法など。国指定の確認検査機関(48機関)について年内に検査を終了することを目途として、住宅局長を本部長として設置した緊急建築確認事務点検本部の本部員7〜8名からなる12班を編成し、各班が年内に4機関に立入検査を行う。
 都道府県及び偽装物件を見過ごした特定行政庁については、緊急建築確認事務点検本部において業務点検を実施。その他の特定行政庁及び都道府県知事指定の指定確認検査機関については、各都道府県による業務の点検と報告を求める。

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