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<注目企業>エイムクリエイツ 商業施設のPM事業を本格化 丸井グループ力背景に受託件数急増

2005.12.05 16:24

 丸井のグループ力を背景に、今年2月から商業施設のプロパティマネジメント(PM)事業に進出したエイムクリエイツ(東京都中野区)が、受託件数を増やしている。
 「不動産ファンドなど、商業施設運営のノウハウを持たない商業施設オーナーの増加によって、PMの依頼が増加しています。既に8件の施設を受託し、商談中のものが4物件あります」(鈴木氏)
 オーナー収入が入居店舗の売上げに左右される商業施設PMは、オフィスなどと異なり、テナントを誘致して管理していくだけでは成立しない。施設に顧客を呼び込むためのプロモーションや、小売店への販売指導、流行を捉えたテナントの入れ換えが必要だ。現場に張り付くマネジャーには、施設を運営する能力に加えてセンスが要求されるため、商業PM各社はノウハウを有する人材の確保に悩むが、「丸井グループには1万人の人材がおり、マネジャーには困らない」(鈴木氏)。というように、豊富な人材を背景に物件増加にも即座に対応する。
 また、大手GMSを核テナントにした商業施設よりも、同社が力を発揮するのは100以上のマルチテナントビル。魅力ある店舗の集積で、流行に敏感な層に支持される施設づくりを行う。
 他にもビルメンの選定から運営コスト最小化など商業施設の収益最大化の方策を提案いく。

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