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三井不動産 再生計画は2012年の全体竣工予定 「日本橋三井タワー」グランドオープンセレモニー開催

2005.11.28 17:36

 三井不動産(東京都中央区)は、中央区日本橋室町二丁目の三井本館街区において、開発を進めていた「日本橋三井タワー」にて、グランドオープンセレモニーを開催した。
 7月29日の竣工以降、オフィステナントの入居、低層部の飲食・物販店オープン、そして三井記念美術館の開館などを経て、12月2日の「マンダリンオリエンタル東京」の開業をもって、同ビルは全ての機能が揃うこととなる。
 また、同社が保有する「三井第三別館」「三井ビルディング六号館」「三井第五別館」の建替えを機に、周辺の権利者や行政機関とともに、日本橋室町東地区の再生計画を推進していく、「室町東地区開発計画」が明らかになった。
 同計画では、良好な都市景観の整備として、中央通りを軸とした景観づくりに寄与するため、低層部の高さを、昭和38年まで建物の高さ制限となっていた31メートルに揃えることで、ファサードに統一感を持たせることが検討されている。「日本橋三井タワー」や「三井本館」、「三越本店・新館」では、既にファサードの連係を実現しているが、同開発計画によって、中央通りの沿道に約400メートルにおよぶ31メートルラインが揃うこととなる。
 なお、「室町東地区開発計画」は、2012年の全体竣工を目指している。

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