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東京美装興業 アーバンの交渉実らずセコムとの協業を模索 八木社長が筆頭株主に復帰

2005.11.21 10:44

 東京美装興業(東京都新宿区)は、アーバンコーポレイション(広島市中区)が保有していた202万1000株が同社代表取締役社長の八木秀記氏に譲渡されたことにより、15日付けで、筆頭株主の異動があったことを発表した。八木氏は異動前の所有株式と併せて、500万5390株(持株比率33・06%)を所有することになる。
 アーバンコーポレイションは、今年3月に同社株式の33・29%を取得し、東京美装興業との協業を目指して交渉を続けてきたが、条件面などで折り合わなかった模様。先月には、金融機関を通じて申し入れられた警備大手セコムからの株式取得申し入れ要請に応じていた(303万株を譲渡)。
 セコムと東京美装興業の間では、既に協業に向けて話合いが始まっている様子である。

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