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京阪神不動産 大阪市西区のデータセンタービルを取得 拡大する需要に対応、賃貸事業拡充図る

2005.11.07 15:56

 オフィスビル、データセンタービル、ウインズなどの不動産賃貸を手掛ける京阪神不動産(大阪市中央区)は、大阪市西区に建築中のデータセンタービル「京阪神不動産北堀江ビル(仮称)」を平成19年1月末に取得する。
 対象物件の所在地は西区北堀江3丁目で、元々積水ハウスがマンション建設用地として取得した土地。新たなデータセンターの拠点構築を検討していた京阪神不動産の要請により、マンション計画をデータセンター建設へと変更し、建物竣工後に土地建物一括で譲渡されることになった。京阪神不動産にとっては、6棟目の都心型データセンタービルで、西区では、新町ビルと新町第2ビルに続く3棟目となる。同社によれば、データセンター需要は、一時期の落ち込みを脱し、供給が追いつかない状況にあるということで、5棟のビルはフル稼働の状況だという。
 なお、北堀江ビルは地上7階地下1階、免震構造を採用した延1万4450㎡のビル。総事業費は概算で65億円程度を見込んでいる。

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