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日立機材 スチール系フロアシステムをモデルチェンジ セキュリティ対策等を強化

2005.09.05 15:50

 オフィス用フロアシステム(OAフロア)でシェアトップの実績を持つ日立機材では、オフィスのセキュリティニーズなどに対応した「FSA・FSBシリーズ(スチール製軽量モルタル注入タイプ)、KSA・KSBシリーズ(スチール製中空タイプ)」のモデルチェンジを行った。
 両シリーズともに、交点固定を採用し、従来に比べて構造をシンプルにした上でレイアウト変更時の取り扱いやすさを向上し、パネル四隅に特殊ビスを使用することで、悪意を持った侵入者による共用部などのOAフロアの開閉を防ぐことができる。同社によると、本製品にセキュリティ対策を可能にした背景には、新築ビルの高度なセキュリティ対策の一環として要望されるケースが多くなったことがあるという。
 販売価格は材工一式で、耐加重3000NのFSB・KSBが1万7000円/㎡、耐加重5000NのFSA・KSAが2万1500円/㎡となっており、それぞれの製品は、歩行頻度や耐加重によって機能別に組み合わせて施工することもできる。また、セキュリティ対策を施すための費用は、基本価格の10%アップ以内に抑えているという。
 同社では、本年度の販売目標を40万㎡としており、06年は70万㎡、08年度は90万㎡としている。

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