週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

不動産業界往来

2005.08.29 16:28

★人事異動
SBIパートナーズでは、22日開催の取締役会において新任取締役候補および監査役候補の選任を決議した。新任取締役候補に現執行役員経理部長の上舘英徳氏、新任監査役候補に現取締役執行役員の藤井厚司氏が選任される予定。

★デザイナーズマンションファンド
クリードではアスコットおよびエルシード(グローバル住販100%子会社)と共同で、主にデザイナーズマンションを投資対象とする不動産私募ファンド設定の決議を行った。当該ファンド向け物件として9月に竣工予定の東京都港区の物件を皮切りに、千代田区など他の地域でアスコットおよびエルシードにより開発案件が進行中である。ファンドの設立予定日は本年9月で、資産総額は100億円を想定している。運用期間は36ヶ月~48ヶ月。

★ジャックスと業務提携
リプラスは滞納家賃保障サービス「賃貸サポート事業」における集金代行に関してジャックスと業務提携を行う。ジャックスは既に賃貸住宅の家賃集金代行業務を展開しているが、今回の提携によってさらなる商品サービスの充実を図る。一方リプラスは、取引件数の増大を見込んでいる。

★火災発生
パーク24が北海道札幌市中央区に建設中のビル型駐車場1階で火災が発生した。発火から約1時間ほどで鎮火したが、原因は調査中とのこと。

★前社長の株式売却
ダイナシティでは前社長の中山論氏からの申し出に基づき、前社長保有株式(16万3710株)を事業パートナーであるジュリアーニ・パートナーズ並びにセイジ・キャピタル・グローバルがマネジメントするファンドおよび関係のあるファンド数社に売却する事を決定した。これにより同社の筆頭株主はスタンフィールド・ファイナンシャル・インク(所有株式数7万2463株:構成比7.86%)となる。

★防災訓練実施
三菱地所では9月1日に総合防災訓練を実施する。同社では関東大震災から3年後の大正15年から毎年この日に防災訓練を行ってきた。今年の総合防災訓練では非常組織体制の確立、非常用資機材習熟、応急救護、消火等の訓練を実施するほか、ビル総合防災演習ではビルテナントも参加するという。

★ISMS認証取得
長谷工ライブネットは、情報セキュリティマネジメントシステム適合性評価制度である「ISMS認証基準(Ver.2.0)」の認証を8月11日付で取得した。審査登録機関は日本検査キューエイ。登録範囲は「不動産賃貸借に係わる業務」である。

★減損会計早期適用
東京建物は、経営の健全性および透明性を向上させるために「固定資産の減損に係る会計基準」を平成17年12月期中間決算より早期適用することを決定した。固定資産の減損損出額は個別876百万円、連結2339百万円となっている。

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