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東急リアル・エステート投資法人 映画館スポーツジム等が入居の大型商業ビルPICASSO347の受益権準共有持分を取得 年間総賃料収入は12億3000万円

2005.07.11 16:20

 東急リアル・エステート投資法人(東京都渋谷区)は、7月6日、PICASSO347の受益権準共有持分40%を追加取得すると発表した。
 同物件は、JR山手線、東急線、京王井の頭線、東京メトロ「渋谷」駅徒歩約3分に位置する平成16年9月竣工、地上12階建て、延床面積1万1847・87㎡からなる、店舗、映画館、飲食店、スポーツジムが入居する商業ビルである。
 同投資法人は、同物件の信託受益権の準共有持分60%を、平成17年4月6日に有限会社ビットファーストより取得しているため、今回の取得で100%の所有となった。東京急行電鉄(東京都渋谷区)、東急不動産(東京都渋谷区)の意向を受けて設立され、投資対象資産の保有のみを目的とする法人が一旦同物件を取得していたが、同日開催された同投資法人役員会にて決議された新投資口の追加発行で、同投資法人のLTVが低下し、財務健全性の確保が期待されることになったため、未取得であった準共有持分を取得するに至ったという。
 物件取得先は、カシオペア・キャピタル・コーポレーション(東京都千代田区)で、取得価格は98億円、年間総賃料収入は12億3000万円だ。

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