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福岡リート投資法人 東証及び福証の不動産投資信託証券市場に上場 九州・沖縄地域および山口県の商業・オフィスビルが投資対象物件

2005.06.27 10:23

 福岡リート投資法人は、今月21日、東京証券取引所不動産投資信託証券市場及び証券会員制法人福岡証券取引所不動産投資信託証券市場に上場した。
 本投資法人は、不動産業の特徴である地域性(ローカル性)を強みとして、福岡を中心とする九州全体(沖縄県を含む)及び山口県に立地する賃貸不動産及びかかる不動産を主たる信託財産とする信託の受益権に対して投資を行う。
 資産の運用に関しては、九州地域最大級の総合ディベロッパーである福岡地所グループと九州電力、ロイヤル、福岡銀行、西日本鉄道、西部瓦斯、九電工が共同参画する福岡リアルティが中長期の安定した収益の確保と、運用資産の着実な成長を目指して運用を行うことを基本方針として、資産の運用にかかる業務を行う。
 組入れられている物件は、国内最大級のエンターテイメント商業施設であるキャナルシティ博多をはじめとして、パークプレイス大分、サンリブシティ小倉などの商業施設、呉服町ビジネスセンターやキャナルシティ・ビジネスセンタービルといったオフィスビルである。ポートフォリオを構成するのは、商業施設が67・8%、オフィスが32・2%という割合だ。今後も商業施設への投資が中心になると見られており、地域経済の発展に寄与していく。

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