週刊ビル経営・今週の注目記事

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ビル業界往来

2005.06.20 14:31

★業務委託
UFJつばさ証券は東急リバブルの子会社リバブル・ピーエイと、証券仲介業に関する業務委託基本契約を締結した。両者のノウハウを活かした不動産証券化商品を供給することにより、東急リバブル側は顧客の実物不動産運用ニーズ、不動産証券化商品での運用ニーズにも対応でき、UFJつばさ証券にとっても投資化層拡大に期待できるとしている。

★土地白書
国土交通省は平成16年度の「土地に関する動向(土地白書)」を発表した。これによれば、「土地を他の資産に比べ有利と考える国民の割合」は大きく減少し、平成6年度では「そう思う」という回答が61.9%だったのに対し、今年度は昨年に続き、33.2%にとどまり、国民意識の変化の定着がうかがえる結果となった。

★耐震化への提言
国土交通大臣のもと、今年2月に設置した住宅・建築物の地震防災推進会議はこのほど、提言をとりまとめ公表した。これによれば、今後10年間の住宅・建築物の耐震化の目標を全体の9割とし、耐震性が不十分な、多数の者が利用する事務所、賃貸住宅等の特定建築物に対しては、立入検査、公表、耐震診断・改修の徹底・強化を行っていくとしている。

★個人情報保護法対策
全国ビルメンテナンス協会では、「ビルメンテナンス業における個人情報保護に関するガイドライン」を策定した。契約内容などメンテナンス業におけるリスクへの具体的な対策が盛り込まれている。今後の運用により、内容を充実させ平成18年1月を目途に、改定版ガイドラインとして再度、案内する予定となっている。

  ★講習会開催
日本ビルエネルギー総合管理技術協会は来月29日9時~17時、第1回ビルエネルギー総合管理講習会を開催する。空調動力設備や天然ガス利用システム、ビル省エネルギーなど最新設備について講習する。会場は東京ガスの本社会議室(東京都港区)。定員35名程度。受講料は会員価格9450円、一般価格1万2600円。

  ★研修会を開催
日本ダクトクリーニング協会は平成17年度の建築物空気調和用ダクト清掃作業従事者研修の概要を発表した。ビルの環境衛生やダクト清掃要領を内容とし、東京は9月、大阪は10月に開催される予定。定員は50名で、受講料は1万円。定員になり次第、申込みは締め切られる。研修課程終了者には修了証書が発行される。

★講習会を開催
日本ビル管理センターは清掃作業監督者講習会の受付を行っている。建築物環境衛生制度や建築物の衛生的管理などを内容とし、全15時間、2日間の日程で行われる。8月3・4日で福岡市の電気ビル、10月17・18日で東京都の三田国際ビルで開催され、受付期間は福岡が今月22日まで、東京が8月25日~31日。受講料は3万5000円。

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