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ビル業界往来

2005.05.30 10:19

★人事異動
総合不動産事業を展開するアーバンコーポレイションでは、5月17日開催の取締役会において役員の異動を行うことを決議した。取締役流動化事業本部長に齋藤正之氏、取締役総務本部長兼リスクマネジメント室長に中山静夫氏、取締役経営企画室長に嘉本明史氏がそれぞれ就任予定。部長級人事として流動化事業本部流動化事業企画室企画部長に目松男氏、流動化事業本部建築部長に林司乃武氏が新任された。
■ビル管理会社の三幸では、6月29日付けで、代表取締役副社長執行役員の田村寿英氏を取締役副社長執行役員に人事異動する。異動の理由は、代表取締役社長の橋本有史氏が、子会社アセットビジョンの設立時に、社長を兼務するために代表取締役を1名増員して2名体制としていたが、本年3月31日に同子会社の解散・清算を決定したため、従来の1名体制に戻すことになった。
■野村ビルマネジメントでは、5月24日に開催した取締役会において役員人事の異動を決定した。野村不動産ホールディングス取締役会長でもある中野淳一氏が取締役を退任。新任取締役に野村不動産専務取締役を兼務する高橋宰氏、新任監査役に野村不動産監査役を兼務する小林耕三氏がそれぞれ就任する。なお、現監査役の山下州弼氏は退任する。
■ビル管理・警備・人材派遣などを展開するアール・エス・シーでは、5月23日開催の取締役会において役員を含む人事異動を決定した。常務取締役総務部兼関連企業担当に芳賀敏晴氏、常務取締役業務部兼大阪支店担当に松島順一氏、取締役業務部長に金井宏夫氏、補欠監査役に伊藤隆氏、大阪支店長に松平健治氏がそれぞれ就任する。

★業績予想上方修正
愛知県に本社を構える大成では、「愛・地球博」の会場清掃業務の受注や収益力改善への取り組みに注力した結果、当初の業績予想を上方修正することになった。修正値は連結ベースで、売上高145億5300万円→145億5860万円に、経常利益3億5000万円→4億2100万円である。

★ヘラクレス上場廃止
クリードは大阪証券取引所ヘラクレス市場に上場している普通株式の上場廃止申請を行うことを決定した。上場廃止を決定した理由は、東京証券取引所市場第一部との重複上場を行っていたことから、廃止に伴う株主・投資家への影響が限定的であること、管理負担及びコストを軽減することが目的である。

★東京支店開設
マンション開発及び不動産流動化事業を手がけるランドは、6月1日付けで、中央区京橋2―3―3京橋山陽ビル5階に東京支店を設置する。主に東京都内の不動産案件の情報収集機能の強化が目的で、東京支店長に関谷俊彦氏が就任する。

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