週刊ビル経営・今週の注目記事

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ビル業界往来

2005.05.23 11:30

★セミナー開催
●日本ビジネスコンピューターは来月7日の13時から、不動産経営者やシステム管理担当者に対し、「不動産流動化時代に求められるビルメン事業のサービスモデルとは?」~求められる工程・品質・コスト管理機能、レポーティング・改善提案能力~と題したセミナーを開催する。特にSLA/KPIを使った(メンテナンス)サービスについて講演される。定員は50名で参加費は無料。
●プログレスと不動産鑑定士市場賃料研究会は来月2日、「継続賃料『家賃』」と題したセミナーを開催する。不動産鑑定評価における最新の事例・判例・データに加え、実証科学としての賃料評価の考え方とノウハウを、不動産鑑定士の田原拓治氏が講演する予定。中央大学駿河台記念館2階280号室にて13時から行われる。プログレス賛助会員は1万3600円、非会員は1万7000円。
●日本ビルヂング経営センターは今月25日、秋葉原ダイビルカンファレンスフロア5Aにて、第252回特別研究セミナーを開催する。講師に千代田区まちづくり推進部開発調整担当課長・山口正紀氏とクロスフィールドマネジメントゼネラルマネージャー・山本俊行氏を招き、「秋葉原クロスフィールド」の開発経緯や計画概要の解説が行われる。参加費は2万5000円。

★2.9%増
国土交通省は、04年度の「建設工事受注動態統計調査報告」をこのほどまとめた。これによれば、04年度の受注高は、前年度比2.9%増の54兆4743億円で00年の調査開始以来初めて増加に転じた。元請受注のうち、公共機関からの受注高は同7.7%減の12兆6062億円だが、民間等からの受注高は同7.9%増の24兆8365億円と伸びた。

★ネット成約1.2倍に
三井不動産販売は、04年度のインターネットによる成約件数が前年度の約1.2倍の1万3272件になったことを発表した。同社は97年4月からWebサイトで新築・中古物件情報の提供を開始。昨年度からは、提供する情報量の拡大、使い勝手の向上に努め、バーチャルオープンハウスなどネット活用を一層推進してきた。結果、トップページへのアクセス件数は前年度の1.4倍、成約件数は約1.2倍になった。

★ビル見学会
日本ビルエネルギー総合管理技術協会は7月27日、設備技術担当職員の知識向上と研鑽のために、一昨年3月31日に竣工した東京ビルの見学会を開催する。定員は40名で参加費は500円。参加対象者は協会の会員。申込締切は6月30日。集合場所は日建設計東京ビル会議室で、集合時間は14時45分。見学時間は15時~17時となっている。

★本社機能を移転
激安小売店で知られるドン・キホーテはこのほど、東京都江戸川区の本社機能の一部を新宿住友ビルに移転すると発表した。14期連続増収増益の同社は、事業の拡大による従業員の増加が移転の主な理由としている。売上高2000億円を超え、東証一部に上場した同社は、この機を第二次創業期と位置付け、ますます店舗数の拡大を図っていく姿勢。

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