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東急不動産 国内機関投資家向け商業型私募ファンド組成 資産規模は225億円

2005.05.16 13:42

 東急不動産(東京都渋谷区)は、商業施設を投資対象とした国内機関投資家向けの私募型不動産ファンド「アルカディア・プライム・リテール・ファンド」を組成し、運用を開始した。
 同ファンドは、組込物件を予め特定する物件固定型のファンドで、中京圏所在の大型複合商業施設と、都内所在の駅前型複合商業ビルの2物件を組み込んだ。規模は225億円。同社がアセットマネジャーとしてファンド運用業務を担当し、3年間の運用を予定している。ファンド組成にあたり、エクイティ部分については機関投資家を中心とした複数投資家の匿名組合出資を募り、それに加え金融機関からのノンリコース・ローンの調達により構成された。
 なお同社は、首都圏をはじめ全国主要都市まで投資対象エリアを幅広く設定し、2号目以降のファンド組成についても、早期に実現すべく、物件開発、物件取得を推し進めていくという。

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