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山武 空調用制御盤の出荷梱包形態を見直し 廃棄物削減及び現場作業効率向上

2005.04.25 13:43

 山武(東京都千代田区)は、伊勢原工場で生産している空調用制御盤の出荷梱包形態を4月から見直し、梱包にかかわる廃棄物を大幅に削減したと発表した。
 空調用制御盤はビルのフロアごとに1台から複数台設置され、工場出荷時にポリエチレンシートによる保護をした上で各現場に出荷していた。しかし、このシートが最終的には廃棄物となるため、廃棄物及びトータルコスト削減のため、出荷梱包形態に関してビル現場担当や梱包/配送協力会社などと協業し、梱包レス出荷を開始した。
 また、制御盤をビル現場に搬入・設置後、工事作業上の盤の傷防止として養生が必要となるケースについては、大手運送会社との提携により建設現場から使用済み養生材料を回収する仕組みを確立したことで、用済み後は養生材料を回収して工場で再利用することで廃棄物削減及び現場作業効率アップに大きく寄与することが可能となった。

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