週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

日本レジデンシャル投資法人 パシフィック六本木を約84億円で取得決定 平成18年2月竣工予定 開発中の新築共同住宅

2005.04.18 16:09

 日本レジデンシャル投資法人(東京都千代田区)は、セコムホームライフ(東京都渋谷区)より、84億4272万9350円にて、「パシフィックタワー六本木」を取得すると発表した。
 同物件は、東京メトロ日比谷線「六本木」駅徒歩6分、東京メトロ千代田線「乃木坂」駅徒歩6分に位置する、平成18年2月竣工予定、地下3階、地上27階建て、延床面積1万0013・44㎡の共同住宅だ。
 建物竣工前の段階において、売買価格を含む条件を決定のうえ契約を締結し、早期の物件確保を行うことで同投資法人の意図する仕様やデザインなどを売主と協働して進めていくことが可能となった。結果、資産運用会社がこれまでの所有物件の運営を通して得た豊富な経験を反映した競争力の高い物件とすることが可能になること。また、リスク回避のため、売主が設計図書どおりの建物を建築した上で同投資法人への引き渡しを条件とした売買契約を締結していること。立地エリアの市場を調査・分析した結果、建物の品等、貸室の規模・貸室内の設備等から見ても競争力が高く、建物竣工後のテナント確保が十分可能であると判断できることなどを物件取得の理由に挙げている。

PAGE TOPへ