週刊ビル経営・今週の注目記事

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ビル業界往来

2005.04.11 17:01

★本社移転
日本GMACコマーシャル・モーゲージは、千代田区有楽町の東京宝塚ビルから、東京都港区赤坂1―11―44に先月オープンした赤坂インターシティ10Fへ移転。2フロアを賃貸する。営業開始日は4月11日からとなっており、新電話番号は03―5549―8000(代)となっている。
■不動産サブリース事業などを手掛ける第一恒産は中央区日本橋室町の自社ビルから日本橋室町4―3―15東短ビルへ移転する。業務の拡大が続き、所有するDK日本橋では手狭になったのが移転の理由で、DK日本橋はテナント募集を行う予定。新住所での営業開始は4月18日から。

★信託受益権販売業に登録
3月23日、アーバンコーポレイションの100%子会社アーバン・アセットマネジメントは、信託業法の改正に伴い「信託受益権販売業」の登録を行った。登録番号は「関東財務局(売信)第1号」。

★代表取締役異動
コマーシャル・アールイーは平成14年10月1日に現代表取締役社長の甲斐田啓二氏が就任して以来、旧代表取締役社長であった水上洋一会長との代表取締役2名体制で経営を行ってきたが、さらなる経営基盤の強化を目的に、代表取締役1名体制となる。水上氏は代表権のない取締役会長となる。

★執行役員人事
パシフィックマネジメントは中核事業である不動産投資ファンド事業において、組織体制の充実を目的に執行役員として牧野知弘氏を選任し、4月1日就任した。担当は投資企画本部のファンド統括部担当となる。

  ★社債発行
東京建物は第1回無担保転換社債型予約権付社債を発行し、220億円を調達する。今回の資金調達は、現在、計画進行中の大手町合同庁舎跡地を種地とした「大手町連鎖型再開発事業」、来春の竣工予定で現在開発中の「TOKYOリ・デザインプロジェクト」(仮称)太平四丁目錦糸町開発計画)等の都市再生プロジェクトへの機動的な投資により、収益力の強化と財務体質の強化を図ることなどが目的。

★資本・業務提携
不動産サービス事業を展開するエリアリンクでは、トランクルームやマンスリーマンションなどのポータルサイト運営、各種システム構築のノウハウを有するグッド・コミュニケーションと資本・業務提携を行う。川畑文彦氏およびネットハウスが有するグッド・コミュニケーションの株式及び新株予約権を譲渡により1億1200万円で取得(所有割合16.6%)し、17年6月下旬に予定している第三者割当増資を引き受ける。

★改正建基法説明会
東京都建築士事務所協会は来月19日(木)10時より、新宿区角筈区民センターにて、今年6月に施行予定の改正建築基準法の説明会を開催する。新たに加わった既存不適格物件に対する勧告制度や報告・検査制度などについて東京都市街地建築部の担当者により説明が行われる。受講料は会員8000円、一般11000円。締切りは5月10日。

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