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竹中工務店　デューデリ業務前年度比４９％増

2005.02.28 14:57

　竹中工務店（大阪府大阪市）は、２００４年のデュー・デリジェンス業務が１５００件を突破し、昨年比４９％増の伸びとなったことを発表した。
　同社は、受注実績が伸びた主な背景と状況に、①海外ファンドによる不動産投資やＪ-ＲＥＩＴ市場が定着、活性化したことを背景に、オフバランス狙いの企業の保有不動産売却が旺盛で、売手・買手から依頼が増加したこと②企業再建、Ｍ＆Ａに伴い、資産のリストラの一環として企業の保有不動産の評価作業が増加したこと③減損会計対応のために、保有不動産の再評価を依頼する企業が増加したこと④企業が地震時の予想最大損失率を把握するために、建物の耐震診断を行うケースや、水害・津波などの自然災害の診断を行うケースも増加したことなどを挙げている。