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竹中工務店 居ながらできる耐震工法 2種とも開口部設置可能

2005.02.14 16:37

 竹中工務店(大阪府大阪市)が開発した、低振動・低騒音・短工期の居ながらできる耐震補強に新たに開発した工法「出入り口付き鉄骨ブレース接着工法」、「鉄骨フレーム接着工法」の2種が、日本建築防災協会より新たに技術評価を取得した。
 2つの工法ともに、窓や出口などの開口部の設置が可能になったことが特長。
 「出入り口付き鉄骨ブレース接着工法」は、斜材のブレースと開口部を設けるための縦材で構成されており、通路となる開口部の下枠は、段差になる鉄骨を用いることができないため、平板の鉄板を用いるなど独自の工夫を行っている。「鉄骨フレーム接着工法」は斜材のブレースを無くし、縦材だけで構成された耐震フレームであり、斜材のブレースが無くとも、建物の剛性など所定の耐震性能を確保した美観性の高い工法となっている。

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