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矢作建設 不動産投資信託事業に参画 年間50億円程度の物件を売却

2004.11.22 17:32

 矢作建設(愛知県名古屋市)は不動産投資信託(REIT)事業への参画についてエルシーピー・リート・アドバイザーズに資本参加することを11月15日付けの取締役会において決定した。
 エルシーピー・リート・アドバイザーズは米国の不動産投信レキシントンのロバート・ラスキン会長率いるLCPと極東証券が中心となって設立した運用会社で、今月4日には東北を中心に分譲マンションの企画・販売を行うサンライズが年間30億~50億円程度の物件供給を行うことを発表している。
 矢作建設の出資比率は5~10%の範囲内で調整中で、金額としては1700万円~3500万円となる模様だ。出資時期は本年12月を予定している。
 同社としてもサンライズと同様に年間50億円程度の自社保有・開発物件の売却を見込んでおり、開発段階から購入先を想定することでリスクを低減させた開発利益の取り込みを狙う。

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