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山武 ワイヤレス式センサ販売配線作業不要で工費削減 中国・東南アジア等海外販売も検討

2004.11.15 11:27

 山武(東京都渋谷区)は、建物空調制御用温度/温湿度センサ「ネオセンサワイヤレス」、センサ付き設定器「ネオパネルワイヤレス」の販売を開始した。
 ワイヤレス式であるため、新築物件、既存物件において、工事の負担となっていた撤去、再配置、再配線等の配線作業が不要になるため、工事費用が削減できることが特長。
 電子式の室内形温度センサとRF受信機で構成されており、壁面やパーテーションなどに設置されたセンサが室内温湿度を計測。天井裏に取り付けられたRF受信機に特定小電力無線を用いた電波で伝送した計測データはコントローラに送られ空調制御に用いる。
 価格は温度センサ/設定器6万円、温湿度センサ16万円、RF受信機3万5000円。中国、東南アジアをはじめとする海外販売も検討しており、3年後には年間2万セット、10億円の売上を見込んでいるという。

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