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ダイナシティ 開発前の底地を流動化価値・収益向上を実現 新たなスキームを形成

2004.10.18 16:35

 ダイナシティ(東京都港区)は、JR京葉線塩見駅徒歩2分に所有する土地について、流動化を実施した。
 同地は大手ホームセンターのコーナン商事(大阪府堺市)宛てに20年の事業用定期借地権により賃貸することを合意してバリューアップを実現、今回の流動化実施で収益実現を果たすこととなった。
 今回の流動化スキームは同社が所有する土地を国内信託銀行に信託譲渡し、委託者として信託受益権を取得。その上で、信託受益権を国内に設立されている特別目的会社に譲渡するもの。
 通常の流動化と異なり、ホームセンター店舗が建設される前の段階で底地のみを流動化するものであるため、通常の流動化よりも開発の初期段階での流動化実施が可能になる。

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