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三菱電機 セキュリティー等の分野でシステム導入コストを低減 開発効率も大きく削減

2004.10.04 17:33

 三菱電機(東京都千代田区)は、低コスト低消費電力を特長とする近距離無線通信方式ZigBeeTMに対応した「ZigBee対応無線センサー端末」を開発した。
 温度や赤外線、音などの各種センサーを無線でつなぐ「ワイヤレスセンサーネットワーク」は、ユビキタス社会を支える技術の一つとして位置付けられており、同社は、これに適した近距離無線方式ZigBeeの普及を目指す組織「ZigBeeAlliance」に設立メンバーとして参画し、標準化に向けて取組んでいる。
 業界標準に対応した「ZigBee対応無線センサー端末」を採用することにより、様々なワイヤレスセンサーネットワークシステムの開発者は、端末の機種固有の仕様を意識する必要がなくなるため、開発効率を向上させることが可能となり、ZigBee対応センサーが普及すればシステム設計時のセンサーの選択肢が広がることも期待できる。
 また、開発した無線センサー端末のZigBee対応の無線部は54mm×44mm×8mmと小型で事務所などには適している。
 なお今後はシステム評価を行った上で、2006年度の製品化を目指していくという。

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