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戸田建設 岩綿を再資源化した屋上緑化システム開発

2004.09.27 10:44

 戸田建設(東京都中央区)はニチアスと開発した、天井廃材を分別して得られる岩綿(ロックウェール)を再資源化した植物栽培用培土(リサイクル岩綿配合培土)を用いた薄層屋上緑化システムを開発した。
 リサイクル岩綿配合培土は同社が開発したボード分別装置で天井廃材を分別し、植物栽培に適するよう有機資材に効果的な割合で配合したもの。乾物比重が0・18と軽量で培土容積の60%の水分を含むことができ、保水性に優れることが大きな特徴である。
 芝システムの緑化基盤は湿潤状態で1㎡あたり約45㎏、セダム緑化システムのリサイクル岩綿配合培土と火山礫、川砂、ボックスで構成される緑化基盤は1㎡約18㎏と軽量である。
 近々同社設計施工建物の屋上に芝システムを施工する予定。

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