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大成建設 薄型ダブルスキンを開発 室内側からのメンテ可能 リニューアル物件へも展開予定

2004.09.06 16:53

 大成建設(東京都新宿区)と不二サッシ(神奈川県川崎市)は、共同でサッシをユニット化した薄型ダブルスキン「TFacadeAir」(ティー・ファサードエアー)を開発した。
 同システムは、従来60センチ程度を要していたダブルスキン幅を、サッシユニットとして一体製作することで、20センチに抑えることが可能となり、室内有効面積が拡大。また、室内ガラス開閉式になり、室内側からメンテナンスすることができる。
 サッシユニットの縦枠部側面に換気口が設置され、上下階のユニット境には、各階層を任意で区切ることができるアイソレーションダンパーが採用され、屋外への気候条件に合わせて的確に対応可能。
 既存建築物のみならず今後はリニューアル物件に対しても同システムを積極的に展開していくという。

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