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日本ビルファンド投資法人 竣工前の東銀座スクエア(仮称)を取得 取得価格は48億円

2004.08.23 14:13

 日本ビルファンド投資法人(NBF)は、今月12日、モリモト及び三信振興が東京都中央区築地1丁目(ADK松竹隣)に開発中の「東銀座スクエア(仮称)」(建物延床面積7212・37㎡)の不動産管理処分信託受益件取得を決定した。
 取得価格は48億円で、受託者は中央三井信託銀行。竣工前の物件のため、売主によるテナント誘致の結果により収益性が向上した場合等、一定のルールに基づき引渡し日までに最大で52億円までの増額変更を行うこともある。また、本物件の竣工を前提として本信託受益権を取得する予定である。なお、現在テナントは2社(賃貸面積合計1123・23㎡)と賃貸借契約を締結済で、さらに複数社(1Fは店舗)と交渉中だという。
 NBFは本信託受益権取得の意義として、デベロッパーから用地取得の段階において協議を進めた結果、本物件の早期確保を可能にしたことを挙げ、開発リスクマネジメントと価格決定手法を確立することで、今後の物件取得手法を拡充する。なお、本物件竣工は平成17年3月28日。

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