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松下電器産業 VP多重方式のカメラの販売開始

2004.08.09 11:26

 松下電器産業(大阪府門真市)は、7月30日よりカラーテルックカメラ「WV-CW120」、「WV-CW130」の販売を開始した。
 同製品は、レンズと屋外ハウジング、取付金具を一体化した設計になっているため、オプション機器の装備を施さなくても、屋外軒下に設置することが容易な上、サンシールドも標準で付属されており、耐水性も実現されている。
 また、同軸ケーブル1本で映像と電源の受け渡しができるVP多重方式の採用でカメラ側の電源配線工事は不要になっているほか、「フリッカレス機能」、「逆光補正機能」を搭載し、画面のちらつきを抑え、逆光の中でも人物を映し出すことができるようになっている。
 近年屋外のスペースにセキュリティシステムを導入する例が増えているが、耐水性を持つ製品は少なかった。オプションなしで屋上設置可能なこのタイプは今後の拡販が期待できる。
 価格は「WV-CW120」は10万5000円(税込)、「WV-CW130」は13万6500円。

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