週刊ビル経営・今週の注目記事

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ビル業界往来

2004.08.02 11:54

★子会社解散
クボタは同社の遊休地の販売などを手がける100%出資会社ケイエムアセット(大阪市)を、9月30日をめどに解散する。その理由は、土地など不動産の処分が完了したため。

  ★移転します
森トラストグループでビルのITソリューション事業を展開する日本インテリジェントビルシステムズは、現住所「東京都港区虎ノ門2―3―17虎ノ門2丁目タワー」から、新住所「東京都港区赤坂1―11―3霊南坂アネックスへ事務所を移転する。業務開始日は8月2日から。

  ★上海進出
商業PM事業を手掛けるミライド・パシフィックマネジメントは、半年ほど前から上海の賃借権を取得したオーナーの代理人として商業店舗開発を行っている。ダイナミックに変化を続ける街での交渉事は大変だが、やりがいがあるとのことで中国でのビジネスを本格始動しようと考えているという。

  ★うどんへのこだわり
外資系金融機関勤務を経てアレンジャーとして独立したインフィニティ・モーゲージのウイリアム・ハイシマン氏は、大学卒業後に来日し、香川県高松市で高校の英語教師を3年間務めていた。その時にすっかり讃岐うどんにはまってしまったことから、東京のうどんでは物足りないと感じているという。

  ★リサイクルオフィス
日本橋でサブリース業を営む地遊社では、老朽化したビルの付加価値向上のため廃棄処分されるオフィス什器をリサイクルして、家具付オフィスとして貸し出している。廃棄されるものといっても痛みが少ないものを選ぶので入居者には喜ばれているという。

  ★新発想
空調メンテナンス会社の新日本空調は、最新商品として、パブリックスペース向きエアコンを提案している。これは通常使われているエアコンの室外機と室外機が一体となったタイプで、熱風は2mを超える最上部から垂直に吹き出され、周辺の温度には影響はないという。

  ★ダクト清掃
今年3月、オーム社より発売された「空調用ダクト清掃の実務」の共著者である日本ダクトクリーニング協会副会長の大廻氏は、細いダクト内を清掃することは非常に困難であることを指摘。ダクトメンテナンスの視点から清掃しやすい製品を推奨しているとのこと。

  ★ゴンドラ遊園地
日本ビソーの長崎製作所はゴンドラメーカーとして初めてISO9001を取得しており、取引先へのプレゼンの場に使用されているが、こだわって設備を充実させすぎたために、顧客がレジャー感覚で満足してしまうこともあるとか。

  ★イベントの効果
阪急グループのCM会社であるエイチアンドエムコンサルタントは、グループ以外からの受注拡大を目指すが、昨年手がけた池袋駅前の物件はビル経営フェアで受注した案件。個人オーナーからのもので、フロアを増やす工事であったそうだが、非常にスムーズに調査、施工を終えることができた。今年もビル経営フェアには出展する予定である。

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