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清水建設　携帯端末上で配筋情報を確認

2004.07.26 10:37

　清水建設（東京都港区）は、鉄筋工事の施工管理支援システム「筋太くん」を開発・実用化した。
　同製品を使用することで、携帯端末上で、表示した平面図から、検査対象の検査部材を選択すると、断面の配筋データが映し出され、配筋情報を瞬時に確認できるため、設計図書などの資料を現場まで運ぶ必要がなくなるほか、検査データと影像データが図面と関連付けて管理可能となり、検査ミスの防止につながる。
　また、鉄筋工事の品質管理に必要な時間は、同社が約８０ヵ所の作業所で展開した結果、従来の約半分になった。
　今後は作業所に対するサポート体制を確立して、システムをさらに活用していくとともに、建設会社などに対しての外販も検討していくという。