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大成建設 オフィス性能設計システムを開発 建物の特徴を150項目で明示 デューデリジェンスにも活用可

2004.06.21 15:50

 大成建設(東京都新宿区)は、6月16日、オフィスビルに性能表示を導入した「オフィス性能設計システム」を開発し、設計物件への適用を開始した。
 約150項目のオフィス性能について、評価シートを使用して顧客とヒアリングを行い、顧客ニーズを反映した結果を建物の性能特徴として明示することが可能になるため、設計段階での使用根拠を明確化し、合意形成を効率的に行える。
 150項目は「拡張・更新性」「室内環境」「情報化対応」「セキュリティ」「構造安全性」「災害安全性」「周辺環境等の地域性」「省エネルギー」「耐久性等の省資源」に分類された上、5つの選択肢が設けられており、レーダーチャートなどで明示される。
 また、既存オフィスビルでのデューデリジェンスなどの価値評価にも客観的なオフィス評価データとしても有効に活用できる。
 同社は今後、環境設計ツールであるエコシートと共に全てのオフィス設計に適用し、オフィスビル性能評価の業界標準を目指していくという。

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