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セコムトラストネット 「鍵開閉履歴報告サービス」「作業立会いサービス」開始 内部犯行による情報流出防ぐ

2004.05.17 17:05

 セコムトラストネット(東京都渋谷区)は、新・情報漏洩サービス「鍵開閉履歴報告報告サービス」「作業立会いサービス」を開始した。
 同サービスは、最近のコンピュータシステムの管理・運営の甘さから頻発している顧客情報流失に対応して、内部犯行による情報流出を防ぐ情報漏洩防止策の1つとなっている。
 セコムトラストネットは、セコムグループの情報系グループの戦略企業として平成12年4月に発足した総合インターネットセキュリティサービスを提供している企業。
 同社は、「セキュアデータセンター」を開設して、国内最高レベルのセキュリティ対策で、「アドバンスト・ハウジング」(顧客のサーバー預かり)、「サーバー・ホスティング」(顧客のホームページ預かり)などのサービスを提供しているが、今回の新サービスでは「鍵開閉履歴報告サービス」と「作業立会いサービス」が追加された。
 「鍵開閉履歴報告サービス」は、同社の担当者が、ユーザーが日時・社名・所属・氏名の記録をとり、ユーザーの運用責任者に開閉履歴として報告するもので、「作業立会いサービス」はユーザーの運用担当者、保守ベンダーなどの作業時にセコムで特別に訓練された常駐警備員による立会いを行って、不正行為を未然に防ぐものとなっている。
 第三者に、サーバーの管理・運用を委託した方が安全性が高いという認識は広まってきているという。

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