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日立ハウステック 新素材「ミクロパターン」を開発 防滑性に優れ乾燥力も向上

2004.03.08 16:51

 日立ハウステック(東京都板橋区)が3月1日、新床材「ミクロパターン(仮称)」を開発したと発表した。
 同製品の主な特徴は汚れを落とす際、厄介な部分である凹部が数ミクロンの深さしかなく清掃性が向上したこと。またエッジの効いた微細な加工により、防滑性に優れていること、水の表面張力を壊す働きがあり、水滴ができないため、乾きやすいことが挙げられる。
 また塗装によって微粒子を吹付ける技術ではなく、成形と同時に加工を施すため、品質・耐久性も安定している。
 乾燥性についての実験では気温25℃、湿度80%RHの環境試験室内で、換気扇を運転すると5時間以内で乾くという結果が出ているという。
 なお、同床材技術の市販商品への採用は4月以降の予定となっている。

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