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東芝エレベータ「1day制御リニューアル」開発 従来5日間かかる工期を8割短縮

2003.12.01 16:38

 東芝エレベータ(品川区)がエレベータの制御システムおよびモーター、ドア制御システムを1日でリニューアルする「1day制御リニューアル」を開発した。
 エレベータのリニューアル方式には、全撤去、淳撤去(レール、釣り合い、おもり等は既存品を使用)、制御(かご、レール、釣り合いおもり、ホール等は既存品を使用)の3種類に分類され、その中でエレベータの停止時間が短く、最も低コストな制御リニューアルは要望が高い方式。
 「1day制御リニューアル」の特徴は以下の通り。
①制御方式をインバーター制御方式に変更し、振動が抑制され乗り心地が向上し、着床性能も向上することでエレベータとホールの段差を低減。②従来5日間かかる工期を80%短縮し、1日でリニューアル。③地震時にはエレベータかご内の案内表示灯が点灯し最上階に停止してドアが開くなど安全対策に有効。④エレベータの走行がスムーズになり、運航時間が短縮し、効率的に運行することで消費電力を低減。

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