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とりりおんコミュニティ 60社超す建設会社が情報・技術を交換 平成15年度半期総会を開催

2003.09.15 15:49

 地方に拠点を置く土木・建設会社を中心にした情報交換・技術協力を目的とする団体「とりりおんコミュニティ」(東京都千代田区)の15年度半期総会が9月9日、千代田区の主婦会館プラザエフにて行われた。
 この「とりりおんコミュニティ」は各都道府県で2〜3番手クラスの規模を有する土木・建設会社が集まったもので、現在、準会員を含め、33都道府県に64社の会員を有する。
 当日は、同会の代表を務める建設会社経営コンサルタント会社システムズ(東京都千代田区)の山崎裕司代表取締役が「会員の皆さんの最大の『商品』はそれぞれの地元における信用力。それをフルに活かす形で今後の生き残りを図って欲しい。」と挨拶。次いで会として、各社の工事保険などの負担を軽減する為に共済制度の導入を図ることなどといった活動報告・提案が行われた。
 続いて会員各社が、「水エマルジョンを利用した焼却炉解体技術」などの自社技術の発表を行った。
 最後に「これから我々は『私のまちのプロパティーマネージャー』をスローガンに、それぞれの地域の民・官が保有する不動産の収益拡大・有効利用を図ってゆく」(山崎代表)と、今後の活動目標について確認をし、閉会となった。

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