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日本能率協会総合研究所 ハウスメーカー29社のブランド力調査 認知度トップは積水ハウス 大手と中堅の格差大きい

2003.06.23 16:54

 日本能率協会総合研究所(港区)では、住宅メーカー29社に対する「ブランドバーセプション調査(消費者がブランドをどう見ているか、を調査するもの)」を行った。
 この調査は、全国の20才以上の男女を対象にネットを通じて行ったもので、3576票のサンプル数を得た。
 それによれば住宅メーカー29社のうち、ユーザーの認知度が最も高かったのは積水ハウス(セキスイハウス)で95・6%、以下ミサワホーム92・1%、旭化成(ヘーベルハウス)88・2%、積水化学(セキスイハイム)85・9%、ナショナル住宅(パナホーム)が83・2%とつづく。
 「そのメーカーの製品を購買してもよい」と考えるユーザーの率、いわゆる購入志向については積水ハウスが41・4%でトップ。以下旭化成31・1%、ナショナル住宅27・9%、住友林業27・4%、ミサワホーム26・0%とつづく。購入志向が20%を越えたのはこれに積水化学を加えた6社のみで、住宅メーカーの上位と中位以下の人気の差が如実になった。
 尚、住宅メーカーを選ぶ際のポイントとしては「品質が良い」が18・8%でトップ。次いで「信頼出来る」が14・5%、「品質にあった価格である」12・3%となっている。

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