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日土地ビルサービス　日立グループと提携しビル群管理を展開　ＩＴを活用し遠隔管理将来は外部物件にも拡大

2003.06.23 16:50

　日本土地建物のグループ会社で、ＰＭ事業を展開する日土地ビルサービス（港区）では、ビル群管理システムの導入を行い、新管理体制構築による競争力強化を図ってゆく、と発表した。
　具体的には同社内に「日土地管理センター」を設置するとともに、日立製作所、日立ビルシステムと提携を行い、日立グループの開発した「ビル群管理システム」を導入し複数ビルの遠隔監視機能を実現する。また、併せて綜合警備保障との連携を強化して、群管理システムと連動した管理体制を整えてゆく。
　特にＩＴを活用して、複数ビルの入退出管理や入居室ごとのドアセンサー・防災設備などのセキュリティー機能と、エレベーター給水などといった設備の管理機能を、通信ネットワークを用いて日土地管理センターと日立ビルシステムカスタマーセンターと結び、一括集中管理を行ってゆく。
　この新管理体制については、同社所有の５物件にまず導入され、今後、外部物件などに順次拡大をしてゆく予定だ。