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デジタルボックス 日本初の試み公衆パソコン事業 1時間300円で使用可能

2002.12.16 17:55

 今年10月末、デジタル・ボックスは、「バルクヘッドPC」を開発、現在では、これを利用した「公衆パソコン」販売に動き出している。多数の人々が集まるオフィスビルやホテル、公共施設、駅などへの設置を考えている。
 従来のシステムでは一つのLANに、不特定多数の人々が使用するには、安全性に不安があった。しかし、「バルクヘッドPC」は、コンピュータが個々にセキュリティーシステムを持っているため、一つのサーバに複数接続しても、安全が高い。パソコンはWindows仕様で、基本的なソフトをインストールしており、ユーザーが300円程度1時間で自由に使えるシステムを予定している。プリントの紙、インク代は、残り時間から差し引く仕組である。
 パソコンの破壊等の危険性があるため、サーバ(500万円程度)と専用パソコン(40万円程度)はセット販売される。また、リース対応も可能、所有者は、利用者が支払う料金がそのまま収入になる、という仕組みだ。既に多くの企業から、問い合わせがきており、メンテナンス部門の統制がとれれば、本年度中にも出回る予定だ。

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