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立山アルミニウム工業 「リニアモーター式自動ドア」開発

2002.11.25 14:47

 立山アルミニウム工業(富山県高山市)は、19日、従来型の自動ドアのエンジン構造を回転駆動からリニアモーター式に改めた「リニアモーター式自動ドア」を発売した。
 従来の自動ドアに用いられている開閉システムは、ベルトと扉が連結した回転駆動によるものが主体であるが、このシステムは「開閉時に不快なモーター音がする」「停電時や故障時においてドアの開閉が困難になる」などという問題点があった。
 それに対し、今回同社が発売する「リニアモーター式自動ドア」は、コイルと磁石の引き合い(磁力)を原動力として開閉する原理となっている。これによりモーター音の無い静かでスムーズな開閉と、非常時でも引戸同様の軽い開閉が可能になっている。
 また、各部品の消耗が少なく、省電力設計になっている為、ランニングコスト、メンテナンスコストなど、自動ドアに対するアフターへの不安を軽減している。
 価格は片引き間口800用が31万円。引き分け戸間口1600用が35万円。(いずれも工費・センサー含む)

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