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三浦工業 携帯端末用いたボイラーメンテを開始

2002.11.18 16:30

 ボイラーメーカーの三浦工業(愛媛県松山市)は、PHS無線通信を活用した小型貫流ボイラーのメンテナンスサービス「オンエアーメンテナンスシステム」の運用を開始する。
 同社では、平成元年より、一般電話回線を利用し、小型貫流ボイラーや水処理機器の24時間遠隔監視を行う「オンラインメンテナンス」を行ってきた。
 今回は松下電工の協力にて開発されたPHS通信ユニットを、このオンラインメンテナンスに応用することで、同社メンテナンススタッフが携帯している携帯端末から、直接ユーザーのボイラー設備にアクセスすることが可能になった。
 これにより、リアルタイムでボイラーの状況をモニターしながらメンテナス対応を行うことが出来るだけでなく、デジタル回線使用等で、従来のオンラインメンテナンスが使用出来なかったユーザーに対しても、メンテナンスサービスの拡充を行うことが可能になるという。

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