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内田洋行 内田洋行が新たなサービスを開始 重要文書処理・リサイクルシステム構築 安全確実に文書書類の処理が可能

2002.11.04 14:26

 内田洋行はオリックス環境と提携し、安全確実に文書書類のリサイクル処理が可能な「ウチダ重要文書処理システム」を構築、9月21日からサービスを開始した。
 サービスの詳細は以下の通り。オフィスや施設等から発生した重要文書書類を大手物流業者が回収。その際重要文書類は専用段ボール容器で回収される。その後専用段ボールは一切未開封のままダンボールや新聞原紙などに全量リサイクル処理されるというものだ。なおリサイクル処理された際、その証明として溶解証明書が発行される。
 このサービスのメリットは、専用ダンボールに書類をそのまま投入できるので、1枚ずつシュレッダーにかける手間が省け、時間短縮できる点、佐川急便、西濃運輸のネットワークにより従来では難しかった小口回収(一箱から回収)に対応している点にある。
 利用方法は、簡単。システム利用契約を結んだ上で、専用ダンボールを購入するだけで良い。販売価格は「ダンボール代」+「運搬引き取り費」+「リサイクル費」で構成され、本州・四国で1800円/箱、北海道・九州で2200円/箱となっている。なお依頼は専用WEBサイトから行える。
 同社では初年度本サービスの取扱高として1億円を予定しており、今後とも以前から行ってきたレコードマネジメント構築支援とともに文書ライフサイクルにおけるセキュリティ及びリサイクルメニューを拡充して行く予定だ。

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