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日本ビルヂング経営センター 第224回特別研究セミナーを開催

2002.08.26 16:08

 日本経済の落ち込みが顕著なおり、再開発計画が都内各所で進行し、ビルの大量供給が進む中、今まで以上にビル市況が厳しくなることが予想される。これによる起こりうる事態とその対策について日本ビルヂング経営センターが特別研究セミナーを開催する。
 日本ビルヂング経営センターが第224回特別研究セミナー『東京オフィスビル市場「2003年~2010年問題」勝利するビル・敗北するビル』を開催する。
 このセミナーは、8月29日に虎ノ門パストラルで開催され、開演時間は午後1時15分からとなっている。セミナーは、前半後半の2部構成となっており、前半は「2010年までのオフィスビル以上を展望する」という議題の元ニッセイ基礎研究所基礎研究部門不動産投資分析チーム上席研究員の松村徹氏が現在転換期を迎えている東京のオフィスビル市場の変化について①2003年問題②オフィス需要の長期見直し③都市再生計画の光と影④市場変化への対応⑤ビル業界への期待と展望という5つのキーワードについて語る。
 後半は、ディック・エンタープライズの専務取締役増田富夫氏が2003年問題という前例のない大規模ビル大量供給と今までにない日本経済の先行き不透明感により、東京の貸ビル市場に引き起こされるであろう事態を予想する。具体的には「空室率予想とそれにより引き起こされる減少」「オフィス需要と賃貸条件の変化」「テナント募集」「ビル業界への期待と展望」などが予定されている。
 参加費用は、一般が税込2万5000円、東京ビルヂング協会会員、日本ビル経営管理士会員、平成14年度通信教育鋼材受講生が税込み2万円となっている。申し込みはFAXで受け付けており、受講料の振り込み先は、東京三菱銀行丸の内支店普通口座NO2135253まで。
 この件に関する問い合わせは、TEL03-321-6771、FAX03-3211-6772まで。

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