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ビルシステム 携帯型クラック幅測定器を販売 世界初のデジタル式105gと超軽量

2002.07.15 16:24

 建物のコンクリート基礎部分のクラック(ひび割れ)の補修工事を手がけるビルシステム(東京都練馬区)では、今年の3月より、携帯型クラック幅測定器「クラック・アイ」の販売を行っている。価格は1台7万6000円。
 同商品は三協エンジニアリングが製造したもので、測定したいクラックにマーキングシートを合わせ、そのシートの上からクラック・アイをセットし、スイッチを押すと、瞬時にクラックの幅を0・05㎜単位で測定するもの。
 「従来のクラック幅はクラックスケールと呼ばれるプラスチック製の定規の様なもので測っていました。しかし、これですと測定者の主観が入ってしまいますし、気温等によってスケールそのものに狂いが生じることもあります。しかし、この『クラック・アイ』は世界で初めてクラック幅をデジタル表示できますので、正確な測定が可能になります。」と、ビルシステム代表取締役柳広幸氏は語る。
 また、サイズも100㎜×70㎜×20㎜と胸ポケットに入る小型設計で、重量も105gと軽く、どこへでも持ち運びが可能になっている。

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