週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

東洋リビング 新発想のベーキング装置を開発 保管物のカビ・酸化等を防ぐ M-テンプシリーズ

2002.07.08 17:02

 電気式湿度調整庫を世界で最初に発明した開発メーカー東洋リビング(横浜市)では、熱ストレスによる不良が全く出ない新しい発想のベーキング装置&低湿保管庫M-テンプシリーズを発売し、保管物の湿気に伴う劣化・酸化・カビ等から守り、いつまでも優れた品質を保つために不可欠なシステムとして高い評価を受けている。また、長期アフターサービス(10年以上)で、安心して利用することができる。
 この製品のオリジナル機能は、内蔵ファンが庫内温度のムラを防ぎ、安定した温度制御を実現し、棚ヒーターにより温度を調節するだけでなく、各棚は、危険防止のための温度が表示される点にある。その他にも、ペアガラス&断熱ボディーにより庫内温度を安定させ、一定に保つことができ、さらに、SDSコントローラーにより温度(50℃~常温)と湿度(3~30%)を自在に制御できる。最大98日間まで温度と湿度を任意にプログラムでき、また通信機能内蔵のため、複数台まとめて一台のコンピューターで、データを記録管理することも可能で保守管理の負担を大幅に軽減できる。
 素材は耐久性抜群のステンレス製で、耐荷重は100kg。内面は導電アクリル、そして全面特殊導電塗装を施しているため静電気発生を強力に防止する。
 現在同製品は、熱ストレスを伴うプリベークを完全に無くし、熱ストレスによる顕在、潜在不良をゼロにし、中温でSMDにダメージを与えずに脱湿でき、さらに出庫後約1時間にわたり吸湿を防ぐことができるメリットがあるため、カメラ・フロッピーディスクなどの収納に使用されている。
 価格は、168万8000円。ハイパーシリーズやクリーンシリーズも発売している。

PAGE TOPへ