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<トピックス>イトーキ 省スペースで労働効率改善可能な新型家具

2001.10.01 13:56

 イトーキ(大阪市)は、オフィス向けの新型ファニチャーシステム「MOMOTARO」の販売を12月から開始すると発表した。
 現在のビジネス環境で求められるワーカーの「知的財産性」「創造性」の発揮を、いかに小さいスペースで実現させるかをテーマとした「ミニマムクリエイティブワークステーション」と呼ばれる同商品には以下の様な特徴がある。
 ①1600ミリを基本した単一モジュール
 人間が自分のテリトリーとして認識するのは半径1600ミリと言われている。同商品はどの様なレイアウト設定をしても常に人と人との距離関係が1600ミリの間隔で保たれる様になっている。尚かつ業務に必要なもの全てをその範囲内に装備することが可能で、最小限の空間で最大限の労働効果をあげることが出来る。
 ②ワークモード変化
 「集中」と「リラックス」「独立性」と「コミュニケーション」など相対する活動をそれぞれに対応出来る様に、左右30度にターンする天板を採用している。これにより、それぞれのワークモードに応じた執務空間を瞬時につくり出すことが出来る。
 ③フレキシブル性
 組織変更にも即座に応じられる様、解体・組み立てを必要とせずレイアウト変更を行うことが可能。
 ④環境対応
 素材についてはリサイクル可能なアルミ・スチール素材や再生木材が中心。また樹脂については非塩ビ系のものを用いている。
 価格はワンセット30万円~40万円。同社では初年度3億円の販売を見込んでいる。

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