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<新発売>消防科学研究所 安全性を高めた緩降機

2001.09.17 15:31

 消防化学研究所は避難器具の一つ可搬式緩降機「スローダン125」を発売。
 今までの緩降機は、体を固定するベルトの輪を自分でしめつける必要があった。したがって、子供や体の細い女性などは、ベルトのしめ方が甘いと、万が一の時、落下してしまう可能性があった。
 「スローダン125」ではこの点に改良を加え、ベルトを背中にまわすと自然に体をしめつけるように工夫、ベルトのしめ忘れによる落下の危険性を大幅に改善し、より安全な構造となっている。同製品の最大使用荷重は125kg。本器の強度は1500kg。ベルトの強度は6225kg、ロープの強度は990kgまで対応可能だ。ただし、建造物の新築、増築、改築などによる取付場所の移動や変更の際には、保守点検契約者又は納入者に連絡する必要がある。また、緩降機を使用した安全な避難のためには、多少の訓練も必要となるため注意が必要だ。

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